RO膜で放射性物質除去

RO膜の単語で安心しちゃだめ!ろ過方法と工程もチェック

「水道水よりもウォーターサーバーの水の方が安全」と聞いたことがありませんか?
ウォーターサーバーの水は各社様々な方法でろ過・殺菌されていますが、最近特に注目を浴びているのが逆浸透膜(RO膜)ろ過です。
RO膜を使ってろ過すると、なんと放射性物質も除去できるんです!

今回はこの逆浸透膜(RO膜)に注目して、ウォーターサーバーの安全性を比較してみました。
結論から言うと、アクアクララの水が安全性と味を考慮して一番おすすめだと思います!(→ アクアクララの詳細)

逆浸透膜(RO膜)を使用したウォーターサーバーはどれ?

逆浸透膜(RO膜)を使用したウォーターサーバーは、下記の9つの商品が販売されています(2013年5月時点)。

逆浸透膜を使ったウォーターサーバー一覧

商品名 容量
(リットル)
価格 1リットル
の値段
採水地
アルピナウォーター
3ガロンボトル
12 995円 82.9円 長野県大町市
アルピナウォーター
5ガロンボトル
19 1550円 81.6円 長野県大町市
ラピロスピュア 12 1197円 99.8円 京都福知山又は富士御殿場
クリクラボトル 12 1260円 105円 水道水・地下水
(横浜・福島・新浦安・他)
千里の命水 6.2 567円 91.5円 大阪・千里丘陵
(安威川水系)
ハワイウォーター 18.9 2205円 116.7円 ハワイ・オアフ島
キララボトル 12 1260円 105円 水道水・地下水
アクアクララウォーター
ボトルレギュラー
12 1260円 105円 水道水・地下水
(宮城・山形・水戸・千代田・千葉・筑波山・天王洲・栃木・他)
アクアクララウォーター
ボトルスリム
8 1050円 131.3円 水道水・地下水
(宮城・山形・水戸・千代田・千葉・筑波山・天王洲・栃木・他)

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放射線物質も除去!水道水より安全な理由とは?


逆浸透膜(RO膜)に空いている穴の大きさはすごく小さな穴で、
放射性ヨウ素・セシウム・ウランなどの放射性物質(0.005〜10ミクロン=マイクロメートル)よりもRO膜(0.0001ミクロン)の穴の方が小さいです。

逆浸透膜を使ったウォーターサーバーの水は、理論的には放射線物質が含まれないことになります。

水道水は河川の水の汚れを凝集させて土や砂でろ過したものなので、放射性物質を除去するほど目の細かいろ過ではありません
このようにウォーターサーバーの水は水道水よりも安全性が高いと言えます。

放射性物質の極小分子の大きさ一覧

放射性物質名 大きさ(ミクロン)
ウラン 0.0005
ストロンチウム 0.0006
セシウム 0.0006

逆浸透膜(RO膜)が放射性物質を除去する仕組みを分子レベルで見ると

逆浸透膜(RO膜)が放射性物質を除去する仕組みを分子の大きさから考えてみましょう。

まず、RO膜の分画分子量は50だそうです。(分画分子量=除去可能な分子量)
次に放射性物質の分子量はそれぞれ、
放射性セシウムが137、
放射性ヨウ素が131、
ストロンチウム90、
プルトニウム239、となっています。

RO膜が放射性物質を除去するイメージ

一目瞭然ですね。
放射性物質の分子の大きさはRO膜の分画分子量よりかなり大きいので、放射性物質はRO膜で除去されることになります

ちなみに、水分子の大きさは分子量18ですから、純粋な水だけを透過してその他の不純物を分子レベルで除去できることがわかりますね。

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逆浸透膜(RO膜)の仕組みと水ができるまで

逆浸透膜を使ったウォーターサーバーの水の多くは水道水から作られます。
水道水を下図のようにろ過して、1000万分の1mmの不純物まで取り除きます

様々なフィルターを通して水が浄化される

このように何回もろ過されていく中で原水に含まれていた不純物、ミネラルなどが取り除かれて蒸留水に近い純度の高い水になります。

そもそも逆浸透膜(RO膜)って何なの?

そもそも逆浸透膜(RO膜)とは何でしょうか?
安全な水であることを知るには、RO膜が働くための原理(逆浸透の原理)から知る必要があります。

逆浸透の原理

そもそもROとは、Reverse Osmosisの略語で、日本語ではそのまま逆浸透膜という意味になります
逆浸透の基本原理は、下図のようになります。

浸透膜の原理と逆浸透膜の原理

左図(浸透膜の原理)のように、浸透膜で仕切った容器に濃度の異なる塩水と真水入れると、浸透圧の差によって、真水は濃度の濃い塩水側に「浸透膜」を通して移行し、真水と塩水の濃度を一定にしようとします。
これを浸透膜の原理といいます。

次に、右図(逆浸透膜の原理)を見てください。
逆浸透膜の原理では、「浸透膜の原理」とは逆に人工的に塩水側に浸透圧以上の圧力を加えます。すると、浸透膜フィルターを通して水を浄化することが可能になる、というものです。
簡単に言えば、水を圧力で押し出すイメージですね。

実際に使われる逆浸透膜(RO膜)のイメージ

では、実際にウォーターサーバーで使われる逆浸透膜のイメージをアクアクララのプラントを例に解説します。

逆浸透膜の使われ方(アクアクララのプラント)

図のように、アクアクララでは原水(水道水・地下水)を使います。排気水(濃縮水)側の流量調整バルブをある程度絞っておくことで圧力を調整して浸透圧以上の圧力をかけています。
この程よい圧力をかけることで「逆浸透膜の原理」を利用し、逆浸透膜を通して綺麗な水だけを膜の向こうに押し出して得ることができるのです。

逆浸透膜(RO膜)でろ過しただけでは美味しくない?!

これまで説明したとおり、RO膜でろ過した水は分子レベルで不純物が除去されているので、水中に溶けた成分のほとんどが除去された純水に近い水になっています。

この時、水の味を決めるミネラル分も除去されてしまうので、RO膜でろ過したばかりの水を飲んでも味はしません。

これは採水地がどこの水でも同じです。元がどんなに美味しい水であろうと、RO膜を通した後は同じ純水になります。
そういう理由で、RO膜を通した水に限っては、採水地で比較してもあまり意味がありませんのでご注意を。

RO膜を通した水の場合、味を決めるのはフィルターを通した後で配合されるミネラル成分のバランスです。
アクアクララやクリクラの水には、RO膜でろ過した後にミネラル分を加えてから出荷されます
。この時どんなミネラルが配合されたかによって、硬水か軟水か、PHの値、などの要因が決まり、水の味が変わってくることになります。

一方、アルピナウォーターやハワイウォーターの場合、ミネラルを配合しないことによって、味がなくあっさりした飲みやすい水を目指しています

つまり、逆浸透膜(RO膜)を通した水のウォーターサーバーで美味しくて健康に良い水を飲みたいとお考えの方は、「採水地がどこか」よりも「ミネラル配合の有無」に注意して選択してください

あっさりした水が好きな方は、ミネラル配合のない水、
美味しさ(味)を求める方には、ミネラル配合のある水がおすすめですね。

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ウォーターサーバー各社の逆浸透膜使用状況

ウォーターサーバーを選ぶ時、ボトルの水がどの程度安全なのか気になるところだと思います。

そこで、ウォーターサーバー各社の放射性物質検査の結果が公表されているか、また、どんな工程でろ過殺菌を行なっているかをまとめました
(各フィルターの役割もまとめましたので、ご参考ください。)

ウォーターサーバー各社の放射線検査と殺菌ろ過工程をまとめてみた

会社名 放射性物質検査データの有無 ろ過殺菌工程
アルピナ

あり
http://www.alpina-water.jp/

活性炭=>3ミクロン膜=>RO膜=>オゾン殺菌=>0.2 ミクロンのセラミックフィルター

ラピロスピュア

一部あり
(原水は京都 古都美水と富士に生産工場)
富士生産工場のデータは公表されてないが、水質検査に問題はなかったとメーカーに確認。
http://www.lapilos-water.com/safety/

活性炭=>中空糸=>RO膜=>
加熱処理殺菌
(ボトル殺菌は【無菌エアー導入システム(特許第4113781号)】で
無菌化に成功)
クリクラ あり
http://www.crecla-northland.jp/radiation

前処理=>RO膜=>後処理=>UV殺菌=>UF膜

フレール
千里の命水
一部あり
http://www.flair-water.jp/flair_water.html

天然水を地下から採水→砂ろ過→活性炭フィルター→粗ろ過(フィルター)→
 →RO膜→精密フィルター
水を入れる容器・水の両者とも紫外線殺菌

ハワイウォーター なし(採水地に放射能の影響がないため)

5ミクロン(HEPA)=>活性炭=>RO膜=>UV除菌=>オゾン除菌=>フィルターろ過

宅水便のキララ 一部あり
http://www.kirala.jp/information/2011/11/pdf.html

前処理=>RO膜=>セラミックフィルター=>UV殺菌=>UF膜

アクアクララ あり
http://www.aquaclara.co.jp/important/water.html

活性炭=>中空糸=>RO膜=>UV殺菌=>UF膜

それぞれのフィルターの大きさと主な働き
フィルター名 大きさ 除去できるもの
HEPAフィルター 5ミクロン 大気中のゴミや粉塵。
活性炭フィルター 1 ミクロン 塩素、カルキ、カビ臭、人毛、
花粉、サルモネラ菌など。
セラミックフィルター 0.2 ミクロン
中空糸膜 0.1 〜 0.01 ミクロン コレラ、チフス菌、レジオネラ菌、大腸菌 O-157、
エイズウイルス、B 型肝炎(感染症)ウィルス、
クリプト菌など主な最近が除去できる。
UF膜 0.01〜0.001ミクロン 極小のピコウィルスやバルボウィルスの大きさは0.02ミクロンなので、全ての最近やウィルスを除去できる。
RO膜 0.0001 ミクロン ウィルスだけでなく、分子も除去できる。
ダイオキシン、ホルムアルデヒド、砒素、農薬類、
トリハロメタン、トリクロロエチレン、ハロゲン化合物、
鉛、水銀など。

放射性物質検査データの有無

上の表のように、国内で生産されているRO膜を使ったウォーターサーバーの造水プラントでは、いずれの会社も放射性物質の検査をされていました
(ハワイウォーターだけは、ハワイで生産されているので検査はありませんでした。)

そのうち、クリクラ・アルピナウォーター・アクアクララの3社は定期的な検査データのすべてを公表されており、特に信頼が高いと感じましたね。

また、その他の会社に関してもサポートセンターに問合せたところ、放射性物質の定期検査はされており、問題なく合格しているとの回答でした。

逆浸透膜前のろ過の有無

各社の「ろ過殺菌工程」を見ると分かるように、どの会社も逆浸透膜でろ過する前に別のフィルターでろ過をしていました。
これは、いきなり逆浸透膜でろ過をするとフィルターそのものの劣化が早く、目がつまったり、目が破れたりしやすいためだと考えられます。

どの会社も2段階、3段階のろ過をされており、より綺麗な水を生み出すために工夫されていますね。
ちなみに、市販の逆浸透膜浄水器の多くは、RO膜一つでろ過をしているのでろ過工程が十分だとは言えないと思います

殺菌の有無と殺菌方法

殺菌工程に着目してろ過・殺菌工程を見てみましょう。
どの会社も逆浸透膜ろ過の後には必ず殺菌工程を通しています

これは、RO膜を通した後の水は純水に近く、菌が繁殖する可能性があるためです。
例えば、原水が塩素殺菌された水道水であっても、RO膜を通した後には、塩素が取り除かれてしまうので雑菌が繁殖する可能性があります。

また、多くのRO膜の原料は「芳香族ポリアミド」なので、塩素に弱く殺菌し辛い弱点があります。RO膜を壊さないためにも、RO膜の前段階のフィルターで塩素を除去してからRO膜でろ過する必要があるので、RO膜そのものを殺菌することは困難なのです。
こうした危険性を避けるために、どの会社も殺菌工程を通すようになっています。

殺菌方法別に見ると、UV殺菌(紫外線殺菌)をしているのが、クリクラ・フレール・ハワイウォーター・宅水便のキララ・アクアクララの5社、オゾン殺菌をしているのが、アルピナ・ハワイウォーターの2社、加熱殺菌を行なっているのが、ラピロスウォーター1社となっています。

ハワイウォーターは、UV殺菌の後にオゾン殺菌をするという2段階の工程を通していることから、特に殺菌に対する意識が高いと言えます

放射線検査・殺菌工程でウォーターサーバーを比較

これまで見てきたように逆浸透膜を使ったウォーターサーバーの水は、各社安全性が非常に高いことが分かります

傾向を見ると、クリクラ・アルピナウォーター・アクアクララの3社は特に放射性物質への危機意識が高く、ハワイウォーターは殺菌に対する意識が高いようです。

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RO膜で比較!ウォーターサーバーと浄水器どっちがいい?

逆浸透膜(RO膜)を使った安全な水を手に入れる方法とては、上記のようなウォーターサーバーの宅配で届く水とRO膜浄水器を使う方法があります。

一般にRO膜浄水器は販売価格なら4-5万円程度、レンタル費だと3-5千円/月程度で入手することができます。
一方、ウォーターサーバーの場合は水代とレンタルサーバー代・電気代などを含めると月に3〜4千円程度かかります

ウォーターサーバーの販売価格と比べると、長期間使いたいならRO膜浄水器を買ってしまった方がお得なように見えますよね?
ところがRO膜浄水器の場合、ウォーターサーバーに比べ様々な問題点があります。

RO膜浄水器の問題点

1、RO膜浄水器の場合、全ての水が通らないので10リットル投入しても約3リットルしか飲めない。つまり、7リットルは捨てることになるので、水道代が高くつく
また、逆に原水の30%以上を使えるようなRO膜である場合、RO膜の品質を疑った方がいいと思います。(通常ありえません。破れている可能性が高いです。)

2、通常、RO膜浄水器はRO膜1つだけで、大きな不純物・小さな不純物全てを除去するので、フィルターそのものの痛みが早い=フィルター交換に費用がかかる。(ウォーターサーバーのプラントでは、複数のろ過施設を使ってろ過します。)

3、RO膜浄水器でRO膜を通過した後の水は塩素も何も入っていないので、RO膜→蛇口までのホースなどにカビが発生したり汚れが激しくなる
(ウォーターサーバープラントでは、UV殺菌・オゾン殺菌・加熱殺菌などをしています。)

4,RO膜でろ過しただけの水には、ミネラル分が含まれていないので、美味しくないつまりRO膜浄水器を通した後の水は、蒸留水に近いような味のない水になる。一方、ウォーターサーバーで届けられる水にはRO膜でろ過した後にミネラル分が足されている。

逆浸透膜(RO膜)を使うならウォーターサーバーの勝ち!!

上記のように、浄水器とウォーターサーバーは、同じ逆浸透膜(RO膜)を使ったろ過でも、金額や殺菌、そして美味しさの点でウォーターサーバーの方が勝っていることが分かります

ウォーターサーバーの工場は、大量生産によって低価格に抑えられているためにレンタル浄水器を通した水よりも高品質で低価格な水を作りだしています。

またウォーターサーバーの水の場合、プロによる安全設計・点検メンテナンスをしていますから、レンタルウォーターサーバーの水の方が安全で衛生的なことは、よく考えれば当然だと言えますね。

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逆浸透膜を使った最高の水はどれ?!

今回の調査をまとめると、下記のような事が分かりました。

  • RO膜を使った安全な水を入手するには、RO膜浄水器よりもRO膜を透過したウォーターサーバーの方が、安全で安くて高品質
  • ウォーターサーバー各社の放射性物質に対する意識を比較すると、クリクラ・アルピナウォーター・アクアクララの3社が信頼性が高い
  • 製造工程の除菌工程を比較すると、ハワイウォーターが除菌工程に力を入れている
  • 代表4社のミネラル分の配合を見ると、クリクラとアクアクララが配合済、アルピナウォーターとハワイウォーターがミネラル配合なし

上記の結果から、クリクラ・アクアクララ・アルピナウォーター・ハワイウォーターがそれぞれ長所があり、他社に比べて優れていると思います。

RO膜ウォーターサーバーの代表4社を飲み比べた感想

上記の4社は、安全性がどれも高くおすすめです。4社のうちどの会社を選ぶかは、後は味を比較して個人の好みで選ぶと良いでしょう。

好みは個人によって違いますが、4社それぞれ水を飲んでみた私の感想をまとめておきます。ご参考にしてください。

会社名 ミネラル こんな方におすすめ
アルピナウォーター なし 無味 味がなくあっさりした水を飲みたい方
ハワイウォーター なし 無味 味がなくあっさりした水を飲みたい方
クリクラ あり さっぱり 飲みやすさ・料理などの使いやすさを求めている方
アクアクララ あり 山水のようなほのかな甘味 水の美味しさを求めている方

逆浸透膜ろ過水で一番おすすめな水はアクアクララ

RO膜浄水器・ウォーターサーバーの全商品の中で個人的に一番好きで、おすすめしたいのは、アクアクララです。

飲んだときに、かすかな甘さがあって気に入っています。うちの娘も好んで飲んでいました。

味に関しては、個人的な意見が入っています。アクアクララとクリクラは無料お試しができるので、不安な方は試されてみるといいでしょう。(→ 無料お試しの注文の仕方・注意点などをまとめた記事

アクアクララは、宅配ノルマがないので、日常生活でそこまで水を使わないものとしては助かっています。放射性物質への配慮・安全性・美味しさのどれも行き届いて満足しています。

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